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デスクトップアプリ (Windows)

ChatWalaʻau Desktop は、pip install で使う ChatWalaʻau と同じアプリを Windows アプリケーションとしてパッケージしたものです。専用の Python 実行環境と依存パッケージを同梱し、 初回起動時に自動でセットアップして、専用ウィンドウでチャットを開きます。ほかに何もインストール する必要はありません。

動作要件

  • Windows 10 (22H2) または Windows 11、64 ビット (x64)
  • 初回セットアップ用に約 3 GB の空きディスク容量
  • モデルプロバイダー (Azure OpenAI、Anthropic、OpenAI、Microsoft Foundry のいずれか)。 設定方法は pip 版と同じで、アプリ内で行います
Windows on ARM (Snapdragon などの ARM デバイス)

同じ インストーラーをダウンロードしてください。ARM 専用ビルドはありません。Windows が標準のエミュレーション機能で x64 アプリを実行するため、機能はすべて利用できます。初回起動と通常の起動は x64 機より遅くなります。 なお、当方では ARM 実機での検証をまだ実施していません。不具合に見える動作があれば、Help > Export Diagnostics... を送ってください(ARM デバイスで動作している事実が記録されます)。

macOS と Linux では、当面は pip によるインストール を使ってください。

インストール

  1. GitHub Releases ページから ChatWalaau-Setup-<version>.exe をダウンロードします。
  2. 実行します。インストーラーはユーザー単位で、管理者権限は不要 です。 %LOCALAPPDATA%\Programs\ChatWalaau にインストールされ、スタートメニューとデスクトップに ショートカットが作成されます。
Windows SmartScreen

リリースのビルドにコード署名が付くまでは、「Windows によって PC が保護されました」と表示される ことがあります。公式の Releases ページからダウンロードしたインストーラーの場合に限り、 詳細情報 -> 実行 を選んでください。

初回起動

インストール後 (または更新後) の最初の起動では、インストーラーに含まれる内容から専用の Python 環境を準備します。数分かかり、進捗が表示されます。インターネット接続は不要 です。 2 回目以降の起動は数秒で終わります。

モデルが未設定のままチャットが開いたら、Model Settings を開いてモデルを追加してください。 ブラウザ版と同じ画面です。API キーやエンドポイントはアプリの .env に書きます (Help -> Open Data Folder)。詳しくは 設定 を参照してください。

データの保存場所

アプリが保存するものはすべて %LOCALAPPDATA%\ChatWalaau\desktop\profile にあります。 .env、設定、会話、アップロードしたファイル、RAG のナレッジベース、エージェント、スキルが 含まれます。コーディングツールのワークスペースは、既定で profile\workspace です。

更新、Rebuild Environment、アンインストールのいずれでも、このフォルダーは削除されません。

アプリの .env

プロファイルフォルダーの .env (Help -> Open Data Folder) は、アプリの起動時に読み込まれます。 ここに書いた値はすべてアプリから参照でき、 Model Offering Catalog${VAR} 参照 (例: "endpoint": "${AZURE_OPENAI_ENDPOINT}") にも使われます。.env を編集 したら、アプリを終了して起動し直してください。アプリが上書きするのは APP_HOST / APP_PORT だけです (下記参照)。

更新

アプリは起動時と、その後数時間ごとに Releases ページを確認します。

  • 署名済みのビルド は、更新をバックグラウンドでダウンロードします。インストールされるのは、 Restart to Update を選んだとき、または次にアプリを終了したときです。
  • 未署名のビルド は、新しいバージョンがあることを知らせてダウンロードページを開きます。 新しいインストーラーを、今のバージョンの上から実行してください。データは残ります。

更新後の最初の起動では、Python 環境を作り直します。あなた (またはアシスタント) が追加の Python パッケージを入れていた場合は、それらが一覧表示され、再インストールするか確認されます (この手順にはインターネット接続が必要です)。

Help -> Check for Updates から手動で確認することもできます。

pip 版との違い

項目デスクトップアプリ
アドレス127.0.0.1 上で、アプリが選んだポートで動きます。使えるのはアプリ自身のウィンドウだけです。.envAPP_HOST / APP_PORT は無視されます。
ウィンドウを閉じるアプリが終了します。閉じている間は Cron ジョブや Pipeline ジョブは実行されません (有効なものがあれば、終了前に確認されます)。
Teams チャネル、受信 Webhook使えません (公開 URL が必要なため)。
HTTPS/TLS の設定使用しません。
外部ツールGit、Node.js (npx)、Azure CLI は同梱していません。MCP サーバーや Entra ID でのサインインに必要な場合は、ご自身でインストールしてください。
追加の Python パッケージアシスタントがインストールしたパッケージはアプリ専用の環境に入り、更新後に再インストールの対象として一覧表示されます。

トラブルシューティング

  • 起動画面にエラーが表示される -- Retry を選ぶか、Open Logs を開いて backend.logenvironment.log を確認してください。

  • 更新後に動作がおかしい -- Help -> Rebuild Environment を実行すると、データを残した まま Python 環境をオフラインで作り直します。

  • 問題を報告する -- Help -> Export Diagnostics で、バージョン、パス、各種チェック結果を 含む JSON ファイルを保存できます (.env の内容や会話は含まれません)。

  • メッセージ送信時に Azure のサインインエラーが出る -- AADSTS50020: User account ... does not exist in tenant のようなメッセージは、デスクトップ アプリが Azure CLI からトークンを取得しようとし (cli 資格情報レーン)、サインイン中の アカウントが Azure OpenAI リソースとは別のテナントに属している場合に出ます。ターミナルで 正しいテナントにサインインし直して、

    az logout
    az login --tenant <テナント ID> --scope https://cognitiveservices.azure.com/.default

    アプリを再起動してください。または、アプリの .env (Help -> Open Data Folder) に AZURE_OPENAI_API_KEY=<キー> を設定すれば、Azure CLI を使わずに済みます (API キーは どの Entra ID レーンよりも優先されます)。Azure CLI はデスクトップアプリには同梱していません。 cli レーンを使う場合は別途インストールが必要です。 認証 も参照してください。

  • .env に書いたのに、Model Offering Catalog の ${VAR} が「not set」になる -- 変数名のつづりを確認し、アプリを再起動してください。0.157.2 より前のバージョンでは、 .env の値がカタログの参照に渡されませんでした。0.157.2 以降に更新してください。

  • スケジュールしたジョブが「Running」のまま、または Harness エージェントが応答せず、 ウィンドウを閉じたときだけ動く -- 0.157.2 より前のバージョンの不具合です (シェルツールや スキルのスクリプトにも影響していました)。0.157.2 以降に更新してください。更新後も 「Running」のままのジョブは、Cron 画面から再実行できます。

アンインストール

Windows の設定 -> アプリChatWalaʻau を削除します。データも消したい場合は、 その後 %LOCALAPPDATA%\ChatWalaau を削除してください。

ソースからのビルド

開発者は、リポジトリの desktop/ フォルダーからインストーラーをビルドできます。GitHub の desktop/README.md を参照してください。