スラッシュコマンド
チャット入力欄で / を入力するとコマンドを実行できます。スラッシュコマンドは、ヘルプの表示、
保存済みプロンプトの実行、スキルの呼び出し、モデルの切り替えを、キーボードから素早く行う手段で
す。これはフロントエンドの補助機能です。/help と /model は UI 操作で、/prompt / /skill
は送信前に通常の(編集可能な)メッセージテキストへ展開されるため、チャットの基本動作は変わりま
せん。
組み込みコマンド
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/help | 利用可能な全コマンドの検索可能なポータルを開く。 |
/prompt <template> [args...] | プロンプトテンプレートを入力欄へ展開する。 |
/skill <skill> [args...] | Agent Skill の呼び出し文を入力欄に組み立てる。 |
/model <name>(別名 /m) | アクティブなモデルを切り替える。 |
先頭の / は、最初の単語が既知のコマンドに一致したときのみコマンドとして扱われます。
/Users/me/file.md のようなパスは通常のメッセージとして送信されます。
補完
入力に応じて、インラインの ゴーストテキスト と候補ドロップダウンが表示されます。
/を入力するとコマンド候補を表示。/modelの後はモデル名、/skillの後はスキル名を補完。- 任意の位置で
@を入力するとワークスペース内のファイルを参照(補完はコーディングワーク スペースから取得)。
Tab(または右矢印)で選択中の候補を確定、上/下矢印で候補を移動、Esc で閉じます。
@file 参照
@file 補完はコーディングワークスペース内のファイルを列挙します。CODING_ENABLED が有効な
ときのみ利用でき、すべてのパスは CODING_WORKSPACE_DIR の内側に限定されます(コーディング
ツールと同じ境界)。
動的引数
プロンプトテンプレートとスキルでは、コマンドの後に入力したテキストで埋まるプレースホルダを使え ます。
$1・$2・${N}-- 位置引数。スペースを含む値は"二重引用符"で 1 つにまとめます。$ARGUMENTS-- コマンド語の後に入力した内容全体をそのまま。$$または\$-- リテラルのドル記号。欠損した位置引数は空文字になります。
例 -- 本文が次のテンプレート:
Summarize $1 in $2 words. Context: $ARGUMENTS
を /<template> "Q3 report" 100 で実行すると、次のように展開されます。
Summarize Q3 report in 100 words. Context: "Q3 report" 100
コマンドとしてのテンプレート
任意のプロンプトテンプレートをコマンドにできます。テンプレート編集画面で任意項目の
Slash command を設定します(空欄ならテンプレート名が使われます)。設定すると /help に表示
され、/<コマンド> として直接実行できます。
設定
スラッシュコマンドは設定なしで利用できます。コマンドの追加やラベル変更を行いたい場合は、
COMMANDS_CONFIG_FILE(既定 commands.jsonc)で任意の JSONC レジストリファイルを指定できます
(未指定時はバンドル既定にフォールバック)。@file は既存の CODING_ENABLED /
CODING_WORKSPACE_DIR 設定を再利用します。